悪意とこだわりの演出術

TBSのプロデューサー藤井健太郎さんの著書「悪意とこだわりの演出術」を読んだ。

クイズ☆タレント名鑑、水曜日のダウンタウンなど攻めに攻めたバラエティを打ち出すプロデューサーの本ということもあって、手に取れるのを楽しみにしていましたが、実際面白かったです。

僕が大好きな「GO!ピロミ殺人事件」の裏話が載っていたりとか…

僕が大好きな「チーム有吉」に実はカットされたシーンがあったとか…

僕が大好きな「クイズ!正解は一年後」では、「お金」ではなく「時間」をかけることで壮大さを演出している…という背景があったとか…

僕が大(略)「有吉弘行のドッ喜利王」は1回限りの企画で次回はないだろうとか。(内容的に当たり前ですが。)

そんな裏話もそうですが、藤井さんの番組にありがちな「細部まで見るともっと面白い」という所が改めて確認できたのもよかったです。

水曜日のダウンタウンで、電話取材のときに背景にちょっとしたギャグが毎回仕込まれているのもその一例です。

歌うま芸能人企画で黒虎Tシャツを飾ってたのも、「歌うま芸能人」→「山田勝己」→「山田軍団黒虎」と気付けた方には笑える点でしょう。タレント名鑑現役世代には連想クイズは慣れっこですね。大桃美代子→

そして、そんな細かい仕掛けは本書にもたくさんあります。(本人はあとがきで「あまり仕込めなかった」と書いていますが)

「水曜日のダウンタウン」オープニングのPUNPEEの楽曲が手に入る隠し○○もあったりします。ヒントはテレビ画面。

裏表紙をめくったところには、「2009-2012」と刻まれた墓石と、そこからまさに蘇ろうとするゾンビの姿が。そう、今秋復活するあの番組のことです。

スター名鑑の復活が発表されたのが8月24日、この本が発売されたのが8月19日ですから、発売後すぐに買えた人はその謎に気付けたかもしれないですね。

あともう一つ印象的だったのが、最後にあった藤井さんのお言葉。「(TBS社員という)安定した職業にいるからこそ、フルスイングで挑戦する」という発言が印象に残りました。どんな職種でもこんな働き方してぇなぁー、なんて思ったりして。

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