朧くんの女子力

修士論文を書くのにいい加減飽きたので,代わりにブログでも書きます.

ずっと\latexを使ってたので,wordpressの書き方をすっかり忘れた気がします.まあ,そのうち思い出すでしょう.

昨日(2/3)の「境界のRINNE」再放送をじっくり見てました。

第43話「黒猫段位テスト」[1]は、契約黒猫たちが大活躍する人気(たぶん)の回です。朧くんというハンサムな黒猫も大活躍するのでみんな見ましょう。

43話「黒猫段位テスト」・44話「MVC」は原作では続き物の5話(12巻2~6)[2]で、43話はそのうち2話分(2~3)を原作にしてるので、25分のアニメを作る上でちょっとアニオリが追加されています。

そんなわけで追加されたのが、筆記試験と実技試験の間の昼食シーンです。なおこのブログはここからが本題です。

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昼食会場でお茶(飲み放題)を飲むりんねと六文。

りんね「暖かくて美味いなあ。 六文「そうですねぇ。

突然重箱(たぶん、5巻で魂食王が封印されてたやつ)を持ってくる鳳。

鳳「お弁当作ってきたのよ!…(中略)(お弁当上段を開けて豪華なところを見せる)

朧「『作らせた』だろ!

鳳「うっさい!私が作ったのもちゃんとあるわよ!(下段をあけて汚いのを見せる)

六文「スクランブルエッグですね!鳳「卵焼きなんだけど…

朧「ま、他のはちゃんと…(勝手に弁当を食す鈴を見つけて)何やってんだ!

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※文字にすると無理があるので気になる人はDVDボックス(下)を買いましょう。

つまり鳳の作ってきたスクランブルエッグ卵焼きは卵の殻も混ざってるようなヒドいものだった…という、女子力のなさを笑ったギャグシーンになっています。

しかしそれより朧くんの料理の腕がスゴイ。やたらでかい海老やらマグロやら海産物が入った段、人参の飾り切り、レンコンの酢の物、かまぼこ、その辺のお節料理の500倍くらい美味しそうな完全プロ仕様ですよ。これから黒猫昇段試験の実技だって人(猫)が食べる量じゃないですよ。

まるで前作の主人公のようにいかにも乱暴そうな雰囲気の朧くんですが、フタを開けてみれば恐るべき女子力(弁当だけに)。

所詮アニオリパートとも言えますが、原作は原作で何も言わずに来客に引っ越し祝いのメロンを切り分けたりしてる[3]ので、本質的な女子力はやっぱり高い感じがします。

フツーに考察してみましょう。

10巻にはRINNEの世界観での契約黒猫のルールとしてこんなのが紹介されています[4]。

【契約黒猫が雇用死神の危機を故意に見捨てた場合、黒猫は罰金五千円、十年間のライセンス停止処分を受けるのだ。】(声の出演:玄田さん)

そして、その黒猫が果たすべき役割は、「不吉予告」「呪い」「脅し」「悪霊退治のお手伝いなど」「死神の仕事のサポート全般」[5]となっています。

この「死神の仕事のサポート」に、「調理」が含まれている可能性がある、ということです。ほら、ご飯を作る時間もないような忙しい死神の場合、黒猫が代わりに料理をできないと「雇用死神の危機を故意に見捨てた」と解釈されるかもしれません。

前述のとおり黒猫はライセンス制[4]ですが、その取得時にサポート能力の教育や試験を受けており、ある程度の技術はどの黒猫もあらかじめそこそこの能力を持っており、そのうえ鳳は超テキトーで面倒くさがりな性格なので、小さい頃から一緒だった朧は世話役として特に高度な技術を学んできている…といった考察ができそうです。

…とここまで書いたところで思い出しました。

原作12巻「松茸の波紋」(未アニメ化の回)[2]で、たまたま松茸を手に入れた六文に朧くんがかけた言葉を。

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朧「(松茸)毎週食ってるけど?旬だし。」

朧「ダイレクトに味わうならホイル焼きがおすすめだ。カボスを絞って、醤油を垂らすとうまいぞ。」

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…分かりました。

朧くんは自炊するときにメチャクチャ料理に凝るタイプの人(猫)です。きっと。

そうでもなけりゃ独り身で松茸をホイル焼きにしてカボスを絞って醤油を垂らして毎週食べてるわけがない。いくら月給が50万円だったとしても。

だから包丁も使い慣れてるし、いざというときにプロ顔負けの料理を作ることもできるんですね。合点がいった。すっきり。寝よう。

ちなみに朧くんが独り身かどうかの議論がまだなのでそれは将来的な検討事項にしたいと思います。

【参考文献】

[1]NHK Eテレ:境界のRINNE 第2シーズン 第43話「黒猫段位テスト」.

[2]小学館:境界のRINNE 第12巻.

[3]小学館:境界のRINNE 第34巻.

[4]小学館:境界のRINNE 第10巻.

[5]小学館:境界のRINNE 第3巻.

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