めんせつ

インターンシップの面接を受けてきました。体験談を書きます。参考にしてください。
11月第1週…インターネット経由で面接日を設定する。コミュ障でも面接手前まではこぎつけられる時代になった。世の中の進歩は素晴らしい。どうせなら面接自体もメールか何かで済ませられないだろうか。
第2週…いよいよ来週は面接だ。週の前半は企業研究などの対策に充てよう。
第3週(面接3日前)…研究がはかどらない。面接対策は前日1日を使うことにして、本業である研究に集中する。
面接2日前…授業の課題を忘れていた。何を最優先すべきか考え、まず授業課題、次に研究、最後に面接対策を行うことにする。物事の優先順位を考えて効率よく行動するのがデキる男のやり方である。
面接24時間前(前日昼)…授業課題に時間を取られ、研究の進捗が芳しくない。仕方がないから1日を研究に費やす。面接対策に手が回らないが、学会発表で培ったトーク力を使えば補えるかもしれない。営業トークのできるコミュ障なのだ。
面接22時間前…非通知から電話が来る。不審に思い、低い声で電話口に出たら、面接先の企業であった。悪い印象を与えてしまった。明日挽回しよう。
面接20時間前…学校にて履歴書を用意する。TOEICのスコアが正確に何点だったか忘れてしまった。TOEICのウェブサイトはメンテナンス中で、確認ができない。なぜ真昼間にメンテナンスするのだ。後で書こう。証明写真もどこにしまったのかわからない。後で探そう。書きかけの履歴書をカバンにしまう。
面接16時間前…帰ろうと思ったところで教授に捕まり、今後についてのミーティングが始まる。危機感を覚え、再度研究に着手する。
面接14時間前…研究資料を探してカバンをあさるが、無い。なんてことだ。資料整理をきちんとしなければ。
面接12時間前(前日夜)…十分な睡眠時間を取らないと面接で受け答えができないと考え、研究はそこそこにして家へ帰る。企業研究は明日朝やろう。
面接11時間前(当日深夜)…家で証明写真を探す。昔SASUKEの応募に使ったMove SportのTシャツの写真が出てきたが、流石に使うわけにはいかない。仕方がない、明日の朝撮影しよう。証明写真の機械が至る所にある世の中だ。世界は確実に進歩してる。
面接10時間前(当日未明)…TOEICのスコアを調べる。さて履歴書に書こうと思ったら、カバンに入ってない。どうやら学校に置いてきたらしい。しかし、気づいたのが今でよかった。フォーマットをインターネットからダウンロードして印刷すれば、まだ間に合うのだ。世の中の進歩は目覚しい。
面接9時間30分前(当日早朝)…PCを起動しフォーマットをダウンロード・印刷しようとすが、このタイミングでWindows Updateが始まり、なかなか起動してくれない。だがセキュリティを考えるとアップデートは大事である。焦ってはいけない。
面接9時間前…新しく印刷した履歴書の記入を終える。あとは写真を撮影し貼り付けるだけである。明日朝のやるべきことが明確になった。天は僕に味方している。就寝。
面接1時間30分前(当日朝)…1時間近く寝坊し、計画が崩れる。しかし、今ならまだ間に合う。臨機応変に対応する能力は社会生活で最も必要なことだ。
とりあえず、20分後の電車に乗らないと遅刻確定なので、最寄駅まで10分で行き、電車が来るまでに写真撮影をしよう。
面接1時間20分前(電車発車まであと10分)…駅に着いたが写真撮影機が見つからない。こんな時こそ慌ててはならない。全く落ち着いたそぶりで駅員に写真撮影機の場所を聞いたら、駅員ものんびりと場所を調べてくれた。できればあんたは急いで欲しかった。
面接1時間13分前(電車発車まであと3分)…写真撮影をする。焦ってはいけない。丁寧にキメ顔を作る。
面接1時間10分12秒前(電車発車まであと12秒)…印刷された写真を片手に電車に飛び乗る。なんとかなったではないか。あとは写真を切り、所定の欄に貼るだけである。
​…写真を切る?​(ハサミを忘れたことに気づいた)
面接30分前…忘れたものは仕方がない。会社の最寄駅のコンビニでハサミを買えばすべておさまるのだ。コンビニならどこにでもある時代だ。世の中は進歩した。
今は企業研究に集中する。10分でもやらないよりマシだ。時間ではなく能率だ。
面接10分前…駅に着いた。コンビニを見つけ、飛び込む。首尾よくハサミを買えた。これで完璧だ。僕は運命を乗り越えた。
面接5分前…​コンビニに立ち寄ったせいで道に迷った。
しかし焦ってはいけない、脚力には自信がある(そり立つ壁なら何度でも登れるくらい自信がある)。
面接2分前…Google mapを頼りに、ようやく会社の近くにたどり着く。信号待ちでハサミの包装を破りとる。オフィス街でハサミを振り回す危険人物と思われかねないが致し方がない。
面接20秒前…会社のオフィスがある建物のエレベーターに乗る。即座に写真を取り出し、所定のサイズに切り取る。
面接5秒前…会社の受付に行き、「遅れて申し訳有りません!」と謝る。一応遅れてはいないが、こうやって謝らないと印象が悪くなる気がする。
面接開始…切り取った写真にこっそりノリを付け、履歴書に貼り、提出する。己の機転を聞かせ、世界の進歩を牛耳り、幾多の困難を乗り越えて、僕は面接にたどり着けたのだ。僕はこれを誇りに思う。

面接終了…やっぱり面接対策が足りてなかった気がする。

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